こんにちは、そしてこんばんは!
なごみです。
先日、石川県能登町へボランティアに行ったので、私が感じた現状をお伝えしたいと思います。
私は、能登町で活躍されているボランティア団体とご縁があり、
現地スタッフの「人が足りないんだ」の一言で、急遽個人で自分の車で被災地入りしました。
「石川県は個人のボランティアは受け付けません」とのことでしたが、自分の車で一人で行きました。
能登町は珠洲市と輪島市の向かいにあります。
今現在も断水が続いています。
私は、早朝に家を出て10時半ごろ能登町に着きました。
能登町では現在13くらいのボランティア団体入っているそうです。
私がお世話になったボランティア団体はこの日、拠点にしている施設(ベース)から
車で20分くらいの集落に約40人分の炊き出しを作り、運ぶということで
私もお手伝いさせてもらいました。
40人分の炊き出しを14時ころから2人で作り、
16時半到着、17時に提供しました。
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にんじんのきんぴらは、私が作らせてもらいました。
石川県民は甘辛が好まれるという事で、甘辛を意識して味付けしました。
野菜などの支援物資は種類に偏りがあるように思いました。
中には無農薬無肥料の自然栽培の野菜もありました。
震災直後は孤立していた集落のようで、この集落に到着するまでの道は険しかったです。
石川には、こういう集落がたくさんあるんじゃないでしょうか。
市役所や、主要な場所で大人数分の炊き出しをしても、食べに来れないだろうと思いました。
断水してる最中、ろくに料理もできないでしょうし、
我々が集落に到着すると、住民の方々が嬉しそうに外まで迎えに来てくれて、歓迎してくれました。
その場でみんなで一緒に食べる方もいれば、
「〇〇さん家のおじいちゃんおばあちゃんに持っていくから、おぼんに乗せて」
「お母さんに持ってくから、一人分もらえるか?」
など、自宅でゆっくり食べたい方もいるようでした。
そして、帰り際に「次は昼に来てほしい」などリクエストもいただきました。
みなさん、笑顔で話してくれるのですが、お怪我されている方もいて、
私は被災者の気持ちに寄り添えているだろうかと気になって、一言一言緊張しました。
実際に能登町ではボランティアが足りていない状態で、炊き出し以外にも、家の片付け、ゴミ出しなど猫の手も借りたいほどです。
ボランティアを希望されている方はぜひ私に連絡ください。
現地ボランティアセンターとすぐ連絡とりますよ!
みんなで助け合ってこそ幸せだと信じています。